書くことに対してリハビリ vol1 転職することの決断

久しぶりにブログを書いていきます。川上です。

最後に書いたのは大学生の頃だったので今回は社会人一発目、リハビリも兼ねて今回はブログをちょこちょこ書いてこうと思います。


実はこの度転職します!


今の会社は5月末で辞めて7月から東京で頑張ることになります。

会社の親しい上司や、先輩やら同期にも実は「やりたいことを挑戦しにいきます!」ぐらいしか伝えてなくて「転職したい理由」は詳しくしてはいないんです。だからこの閲覧されるかよくわからないブログに書き込んで自分の気持ち整理したい! これが今回のテーマになります。


本当は遅かれ早かれ転職するつもりでした。

  • 今いる会社は正直長く働くには業績が安定していなかったし、もともと自分のやりたかったことじゃなかったからですね。

「3年後には辞めて新しい仕事をするぞ!」なんて勝手に思い描いてました。
待遇が悪いというだけで(今考えるとだいぶ問題だけど)生きていけないほどじゃないし、人間関係はとても良好だったから特に急いで辞めないといけないという危機感は感じなかった。
何より営業って仕事が楽しかった。数字についてはよく怒られたけど、ちょっとずつ予算達成に近づいてきたりお客さんに信頼されるようになったからはもう楽しくてしょうがなかったし、自由に自分の仕事を管理することは楽しかった。

周りの先輩や上司に期待されてたし、それに応えようと頑張ってるモチベーションもあって「面白い面白い!」言うてたタイミングでした。
「東京でクリエイティブなことやらない?」facebook messengerを通して急にきたメールにびっくり‼️
モンハンワールドでネルギガンテの狩猟中だったなぁあの時は、びっくりしてコントローラー投げ飛ばしてしまった。

  • そこから今の仕事を辞めて他のことを始めることについてよく考えた。

お世話になった会社だし、何か恩を返してから貢献してから辞めたい、まだ試してみたいことがある。あのお客さんの売り上げを跳ねあげさせてあげたいとか、彼女はいなかったけど、好きな女の子はいたし、実家の母親は犬と2人だけだったし、先輩や同期の期待にも答えたかった。

でも、webの会社で中途採用なのにweb未経験者入れてくれるところとかそうはない。
だからこれは本当に一生に一度くらいのチャンスなのかもしれない。
それに自分のやりたかったことだし、第一志望の企業だった。

でもこれはチャンスだ、この先今の仕事を続けてるだけじゃこんなチャンスもうきっとない。

何で今なんだろ、今考えないといけないのか、決めんといけんのやろうか

辛い、苦しい、逃げてしまいたい。
でもやってみたい挑戦したい。

いろんな葛藤を抱えて出した結論は一つ「仕事と面接どっちも本気でやる、それで自分の心が傾いた方に舵を切る」もともと大学時代の尊敬する先生はこの考え方でビジネスマンか教員の将来決めたって言うてたし。俺も今の浮かれたその場だけの気持ちで決断するのではなく、今できることに集中すること決めました。

  • 面接の方は順調だった。一次、二次、最終ととんとん通過して内定も頂いて、この会社しかないなというぐらいに気持ちが固まった。何より今から声をいただいた企業で仕事をしていく自分の姿が明確にイメージできたことが決め手だった。

そして営業の方は最悪だった。例年稀に見る低気温によって壊滅的なほど商品が売れず、また顧客のニーズにあった商品もメーカーから供給できない状態が続き、会社全体も冷え込んだ成績だった。

そんな中でも新入社員の俺は特に悪かった。誰も俺のフォローができる人間はいなかったし特に俺の営業先は雪で出張にも行けない毎日が続いて目も当てられなかった。当時の俺はお客さんの希望する商品やサービスばかり追っていてなかなか芽が出ない毎日。一方で会社からは「売れ売れ」言われて買いたくないお客さんと売りたい会社の板挟みでストレス性の病気にもなって倒れたこともある。
ある時「お前のあのお客さん、俺なら一回でこれだけ売る自身がある」なんて3時間説教された後に俺の1番のお得意先を引き合いに出されて上司に挑発された。

結果1日でかなり売り上げを作ったが、その時思ったことは「売れて楽しかった」喜びや達成感ではなく、「これでもう文句は言われない、もう怒られなくて済むんだ」安心した感情だった。

もう辞めよう、そう考えるようになった。
その頃は本当に心も体もボロボロで誰とも遊ばずに死ぬ気で働いてた。どこまでやっても終わりのない業務の連続で頭もだいぶおかしくなってた。

辞めると決めてもやはり未練はあった。怒られることはとても嫌だったけど、でも大好きな人達だっからこんな中途半端な辞め方はしたくなかった。


  • アレは休日出勤させられた時のことだった。その日は部署の仕事が終わっていなくて、皆んなで手伝うための急な出勤だった。そんなとき同期の女の子がよくミスをして困ってると言っていることを聞いた。それで迷惑している、でも怒れない、だって言って気にして辞めたら困るもんね。

その時ふと思った。俺は絶対にやめないって思われてるからこんなふうにきつく怒られるし、何やろこの扱いの差。

俺とその同期の子は同じ部署で、営業と事務だった。だからお互いがどんな仕事をしてるか知ってるし、女の子にはとても甘くて俺には厳しかったこともよく知ってた。

でも、それは口には出さなかったけどはすごい不満だったし、俺の悩みの一つでもあった。どんなに頑張っても結局はたった一つのミスを揚げ足とるかのようにみんなの前で怒られる。「期待してる」って一言でこんなにも悩まないといけんかと

そして思った。今日辞めると言おうと。そうして今に至る。



  • 転職を意識した時、自分の職場を辞めたくないと少なからず思うだろう(少しも思わなかったりするなら就職した時にはきっとすぐに辞めてる)。

俺が思ったことはたくさんあるが、貢献したかったと恩返ししたかったという思いだった。その思いは退職する直前でもある。

今会社を辞めたいと思っている人も、これから転職活動する人も、新入社員の人間に今伝えたい。「実力がなければ満足出来る辞め方も、企業に何も遺すことはできない」
突然チャンスはやってくる。俺のような転職もそうだし、昇進する時もそうだろう。何より退職する時なんてみんなこう思うことになる。
だから、だから後悔しないように今実力をつけて決断して欲しい。